FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のアライアンスを生かし、ジープ・ブランドの最小SUVとして登場した『ジープ・レネゲード』に、FFグレードの安全装備をさらに充実させた限定車『Renegade Safety Edition(セーフティ・エディション)』と、シリーズ初となるマットグリーンのボディカラーを採用した限定車『Renegade Matte Green(マットグリーン)』が登場。ともに9月15日より発売開始となっている。
ジープ伝統のデザインや走行性能を、都会的かつコンパクトなボディで実現したスモールSUV『ジープ・レネゲード』は、フィアットとの協業により『500X』の姉妹車として誕生した。
1368ccの直列4気筒直噴ターボ“マルチエア”に、乾式の6速デュアルクラッチを組み合わせるFFモデルと、伝統の4×4の駆動系にクライスラー系の自然吸気2.4リッター直列4気筒"タイガーシャーク"を搭載するTrailhawk(トレイルホーク)グレードを設定している。
今回、FF系のエントリーグレードとなるLongitude(ロンジチュード)をベースに、上級グレードとなるLimited(リミテッド)に装着されている安全装備の多くを搭載した限定車『Renegade Safety Edition(セーフティ・エディション)』は、安全装備の充実を図りながらも、アフォーダブルな価格設定となった。
車線から逸脱しそうになった際、警告ランプと振動によりドライバーに注意を促すLaneSens車線逸脱警報プラスや、前方の車両に急接近した際にドライバーに警告するとともに、ブレーキアシストするクラッシュミティゲーション付前面衝突警報、周囲が暗くなると自動でライトを点灯するオートヘッドライト、雨量感知機能ワイパーを特別装備しながら、ベースモデルに対し11万円高の310万円の価格としている。
またエクステリアカラーには、アルパインホワイト、アンヴィル、オハマオレンジのほか、これまでベースモデルのロンジチュードに設定の無かった限定モデル専用のソーラーイエローも追加し、全4色を用意。それぞれ80、80、20、20台の限定全200台となっている。
一方、4×4グレードのTrailhawk(トレイルホーク)をベースに、こちらも同車初となるマットグリーンのエクステリアカラーを採用した『Renegade Matte Green(マットグリーン)』は、通常はオプションの地上デジタルテレビチューナーを特別装備。
ベースモデルに標準搭載される8.4インチモニターを通じて、地上波デジタル放送(12セグ/ワンセグ)を車内で楽しむことが可能となっている。こちらは限定100台の用意となり、価格は376万円となっている。
ジープ・レネゲード セーフティ・エディション公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/renegade-safety.html
ジープ・レネゲート マットグリーン公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/renegade-matte.html