10月12~14日に静岡県・富士スピードウェイで開催される2018/19年WEC世界耐久選手権第4戦富士6時間レース。ここでは現時点でLMP1、LMP2、LM-GTEプロ、LM-GTEアマの4クラス合計35台のエントリーを集めている同大会に出場予定のル・マンカーを、TOYOTA GAZOO Racingが歴史的勝利を飾った第86回ル・マン24時間の出場マシンとあわせてご紹介する。
■LMP1クラス
●WEC/ル・マンの最高峰クラス
●ハイブリッド車のトヨタとノンハイブリッド車を用いるプライベーター勢が総合優勝を争う
●F1チャンピオンのフェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトンが2018年より参戦を開始している
*ジネッタは第4戦よりエンジンをAER製V6ツインターボに載せ替えるため、富士では『ジネッタG60-LT-P1・AER』となる。
■LMP2クラス
●プラチナまたはゴールドに分類されるプロドライバーと1名以上ジェントルマンドライバーが1台のマシンをシェアして戦う
●シャシーはオレカ、リジェ、ダラーラ、ライリー・マルチマチックという4つのコンストラクターが制作した中から選択。エンジンはギブソンのワンメイク
●4クラス中唯一、タイヤ競争がありダンロップとミシュランが参入している
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■LM-GTEプロクラス
●フェラーリ、ポルシェ、BMW、アストンマーチン、フォードの5メーカーがフル参戦
●参戦する全チームがワークスまたは準ワークスチームで、メーカーワークスドライバーが搭乗している
●2018年よりBMWが新規参戦を開始。アストンマーチンが新型マシンを、フェラーリが改良型マシンを投入した
■LM-GTEアマクラス
●基本的にマシンはプロクラスと同じものだが、1年以上型落ちのクルマでなければ使用できない
●プロドライバーは1名のみ搭乗可能。多くはアマチュア2名、プロ1名という布陣になっている
●日本人ドライバーの澤圭太(クリアウォーター・レーシング)、石川資章(MRレーシング)がフル参戦中
最後に残念ながらWEC富士には参戦しないが、2018年のル・マン24時間レースに出場したマシンを以下にまとめて紹介する。
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■2018ル・マン24時間 出場車両
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