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レディー・ガガ、役作りは「いじめられた過去を振り返ることだった」

2018年09月26日 18:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

演じたアリー役と自身の違いを語ったガガ
映画『アリー/スター誕生』(12月21日日本公開)で主人公アリーを演じるレディー・ガガ。現地時間24日に行われたロサンゼルスプレミアで、ガガは過去にいじめられた経験が役作りに生かされたことを明かした。

歌手になる夢を追うアリーが世界的シンガーのジャクソンに見出され、葛藤を重ねながらスターダムを駆け上がっていく姿を描く『アリー/スター誕生』。同作品でブラッドリー・クーパーは監督だけでなく、ジャクソン役も務めている。

全米公開を10月5日に控え、現地時間24日に行われたロサンゼルスでのプレミア上映会に出席したレディー・ガガは、芸能情報誌『ピープル』のインタビューに応じ、このように語った。

「アリーと私の何が違うって…私はシンガーソングライターとして生きていくって決めた時、全力で取り掛かったわ。」
「ニューヨークでキーボードを持って、(エージェントのオフィスの)ドアを必死に叩いていた。私は自分自身を本当に信じていたから。」
「でもアリーはそうじゃない。映画の私のキャラクターは、彼女自身のことを全く信じていないわ。彼女は音楽業界に本当に飽き飽きしていて、自分自身を諦めていたの。」

さらに、「私がしたことは、子供の頃に戻ることだったの。高校生の頃にいじめられて、大きな夢を追っていたことでからかわれていた時に」「そこに戻ったわ。でも、さらに深く進んだわ。だってブラッドリーのことをとても信じていたから。自分の弱さをさらけ出し、真の自分の姿をみせることに徹したの」とも明かしている。

そんなガガは、ブラッドリーについて「彼は本当に素晴らしい監督であり、素晴らしい役者。彼は演技をし監督を務め、プロデュースをして、そして音楽を書くことを同時に、それも実に完璧にやり遂げたわ」と絶賛した。一方でブラッドリーは、ガガのことを「一生の友人ができたよ」「彼女と仕事ができてとても幸運なんだ」と述べている。

過去にいじめられ辛い経験をしたにもかかわらず、強く生きてきたガガに勇気付けられる人も多いだろう。『アリー/スター誕生』でどのような素晴らしい演技を見せてくれるのか、公開が待ち遠しい。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)