Moto2、Moto3は9月24日に今シーズン最後となるオフィシャルテストを実施。Moto2クラスはMVアグスタと日本メーカーのNTSが2019年型のマシンをテストした。
MotoGP第14戦アラゴンGP決勝の翌日、Moto2クラスとMoto3クラスはモーターランド・アラゴンに残り、3度目となるシーズン最後のテストを行った。
テストはドライコンディションで行われ、Moto3クラスはニッコロ・ブレガとデニス・フォッジア(スカイ・レーシング・チーム・VR46)、ダリン・ビンダー(レッドブル・KTM・アジョ)、アルベルト・アレナス(アンヘル・ニエト・チーム)の4人が参加した。
Moto2クラスはミゲール・オリベイラとブラッド・ビンダー(レッドブル・KTM・アジョ)、アレックス・マルケスとジョアン・ミル(エストレージャ・ガルシア・0.0・マーク・VDS)、イェスコ・ラフィンとジュール・ダニーロ(SAGチーム)、フェデリコ・フリーニ(タスカ・レーシング・スクーデリア)、ドミニク・エガーター(キーファー・レーシング)、ステファノ・マンジ(フォワード・レーシング)がシーズン残りの5戦に向けテストを実施した。
シャシーメーカーのスピードアップ・レーシングは、ファビオ・クアルタラロとエドガー・ポンスを招集しテストを行った。
また、Moto2クラスは2019年から、トライアンフがホンダの後任としてエンジンサプライヤーとなる。それに伴い、シャシーを供給するMVアグスタとNTSも2019年型のプロトタイプマシンをテストした。
2018年までホンダが600cc4気筒エンジンを使用していたが、来季はトライアンフの765cc3気筒エンジンを使用することとなる。MVアグスタはテストライダーのロレンソ・ランツィを、NTSはアレックス・デ・アンジェリスを招集した。
MVアグスタをテストしたランツィはサスペンション、新しいタイプのタイヤ、シートポジションやステアリングアングルなどをテストしたようだ。