9,000平方メートルの敷地に建設された新施設は、地下2階から地上5階までの7フロアから構成される。サヴォアフェールの保護と持続を目的に、子会社であるパラフェクションの傘下に収められたルサージュやルマリエをはじめとしたアトリエなどが入居。建築は、マルセイユの欧州地中海文明博物館やルーヴル美術館内のイスラム美術部門の展示室などを手掛け、Grand Prix national de l'Architectureを受賞したリュディ・リチオッティ(Rudy Ricciotti)が担当する。
シャネルのファッション部門のプレジデントであるブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)は「この素晴らしいプロジェクトは、メティエダール アトリエとシャネルにおける創造性と革新性を担う場所。さらに、各アトリエとそれぞれのクラインアントなど外部に向けてのオープンな創造的空間の開発でもあります」とコメントしている。