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まとふのデザインも、京都に"装い"を愉しむ新ホテル「モガナ」開業へ

2018年09月25日 22:12  Fashionsnap.com

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「装い」を愉しむことを掲げる新ホテル「モガナ(MOGANA)」が11月下旬、京都市中京区にオープンする。パリ発のオーガニックコスメブランド「シゲタ(SHIGETA)」とのコラボレーションアメニティが世界で初めて用意されるほか、「まとふ(matohu)」デザインの部屋履きサンダルやクッションを提供。建築デザインやインテリアデザインは京都出身の建築家 山口隆が担当した。

 モガナはブレイブマン ホスピタリティ&リゾーツが運営。烏丸御池駅下車徒歩約5分のエリアに立地し、客室は23室を配置する。「装い」という言葉には「身なりや外観を美しく飾り整えること」「佇まいや趣」「出発の準備をすること」という3つの意味があるように、同施設では知的好奇心や情緒的充足感を求める人々に宿泊サービスだけではなく「装い」を様々な仕掛けで提供するという。
 建築デザインでは京都の伝統的な敷地の特徴である「うなぎのねどこ」を生かした30メートルの長い廊下と、木やアルミ、石などの素材感を際立たせることで、伝統と現代のテクノロジーが融合したラグジュアリーな空間を演出。
 家具は香川県や岡山県の家具職人が製作した。各部屋で用意するアイテムは日本製に徹底したほか、日本アーティストとコラボレーションを実施。まとふとのコラボではオリジナルファブリックを鼻緒に使用して大阪の老舗草履屋が手掛けた部屋履きサンダルを採用したほか、ブランドのアイコンアイテム「長着」をまとって京都散策や永観堂の裏にある和菓子屋「とま屋」を訪れる体験型のオプショナルツアーを販売する。国産のリネンを使った部屋着は、金沢を拠点に活動する原嶋亮輔がデザイン。このほか、福井発のライフスタイルブランド「モヘイム(MOHEIM)」のマグカップやティッシュボックス、「あわびウェア(Awabi ware)」とコラボしたオリジナル食器などが用意される。食材は古事記や日本書紀にも紹介される「国生みの地」としても知られ、豊かな海原と大地に恩恵を受けた淡路島から仕入れる。
 料金は朝食付きで一泊7万円~(税・サービス料を含む)。SHIGETA Aセットを組み込んだレディース宿泊プランも販売される。
■MOGANA住所:京都府京都市中京区小川通御池下る壺屋町450電話番号:075-606-5281アクセス:JR京都駅下車、京都市営烏丸線烏丸御池駅下車 徒歩約5分
公式サイト