映画『Ramen Teh』の邦題が『家族のレシピ』に決定。2019年3月から東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。
2016年にシンガポールと日本の外交関係樹立50周年を迎えたことをきっかけに製作された同作。群馬・高崎でラーメン屋を営む真人が、幼少時に亡くなった母の故郷のシンガポールに旅立ち、フードブロガー・美樹の手を借りてばらばらになった家族の絆を取り戻すために奔走する、というあらすじだ。シンガポール、日本、フランスの合作映画となる。
主人公の真人役を斎藤工、真人を手助けするシンガポールのフードブロガー・美樹役を松田聖子が演じるほか、伊原剛志、別所哲也、ビートリス・チャン、ジネット・アウ、コメディアンのマーク・リーらが出演。監督を『第64回カンヌ国際映画祭』ある視点部門に正式出品された『TATSUMI マンガに革命を起こした男』などで知られるエリック・クー、脚本をウォン・キム・ホーが務めた。料理監修を竹田敬介、写真をレスリー・キーが担当している。
発表とあわせてメインビジュアルと場面写真が公開。真人と美樹が食卓を囲む様子や、建物の前に並ぶ出演者たちの姿などが写し出されている。
同作は、今年2月に開催された『第68回ベルリン国際映画祭』の食をテーマにした作品を選出するCulinary Cinema部門でワールドプレミアを迎え、エリック・クー監督や斎藤工、松田聖子が食事会付き上映に出席した。9月にスペインで開催される『サン・セバスチャン国際映画祭』Culinary Cinema部門にも正式招待が決定しており、9月23日に食事付き上映会が行なわれる。現地には監督、斎藤、松田、ジネット・アウが向かう予定だ。