リスクモンスターは9月21日、「100年後も生き残ると思う日本企業」の調査結果を発表した。38.4%の人が選んだトヨタ自動車が、調査開始以来5回連続で1位となった。
2番目は「本田技研工業(ホンダ)」(17%)、3番目はパナソニック(16%)だった。日産自動車は前回調査から2つランクを下げて5位に。JR東日本も前回から3つランクを下げて6位となった。
「100年後も生き残ると思う日本企業」に重視するイメージは「技術力」
調査はネット上で行い、20~69歳の男女1000人から回答を得た。年間売上2500億円以上、従業員数5000人以上の企業200社が対象だ。
トップ20には他にも味の素(8位、11.6%)や日清食品(9位、11.4%)といった食品メーカーがランクイン。ANA(6位、11.7%)は前回から8つ、JAL(11位、11%)は9つランクを上げた。任天堂(10.6%)は前回23位から14位、帝国ホテル(9.1%)も前回の27位から20位へとランクアップしている。
調査を実施したリスクモンスターは、
「日本政府が観光政策を推進し、訪日外国人旅行者数が過去最高を記録する中で、インバウンド需要の恩恵を受ける航空会社やホテル、外国人からの人気も高いアニメ・ゲームに関わるゲーム会社などの評価が高まり、日本経済の新たな牽引役として、期待が寄せられていることがうかがえる」
と評している。
次に、「100年後も生き残ると思う日本企業」に重視するイメージを聞いたところ、「技術力」が43.3%と最も多く、2番目は「製品・商品の品質」(38%)、3番目は「独創性」(25.5%)となった。