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MotoGP:中上、Moto2ではシングルフィニッシュ常連のアラゴン。「相性はいいコース」

2018年09月21日 14:41  AUTOSPORT web

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中上貴晶/LCRホンダ・イデミツ
中上は強い自信でアラゴンに挑む

 前回のサンマリノGPは、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶にとって過去9戦でのベストリザルトになりました。今回のアラゴンGPは、その勢いにさらに弾みをつけて臨みます。2週間前の第13戦で、中上は13位入賞を果たして3ポイントを獲得。モーターランド・アラゴンで行われる今回のレースウィークは週末を通して好天が予測されていることも、調子を高めている中上にとって好材料となりそうです。

 最高峰クラスデビューシーズンは、今回を入れて残り6戦。目標とするルーキー・オブ・ザ・イヤーは、同じホンダ陣営のフランコ・モルビデッリ選手から12点の後塵を拝している状態ですが、中上はここから一気に挽回を狙う意気込みに燃えています。

Takaaki Nakagami

「今回でヨーロピアンラウンドは一区切りとなり、次からはアジア環太平洋を回るフライアウェイシリーズになるので、その意味でもこのレースウィークは節目として非常に重要な一戦です」

「このモーターランド・アラゴンで事前テストはしていませんが、前回のミザノでは好結果を獲得しているので、いい流れを掴めていると思います。今回のレースウィークも、いつものように毎セッションしっかりと走りこんで、全力を尽くしていい結果を掴み取れるようにがんばります」

「ここアラゴンではMoto2時代もフロントローを獲得し、表彰台争いも繰り広げてきたので、相性はいいコースです。長いバックストレートや高低差のあるレイアウトなど、走っていても楽しいサーキットだという印象です。晴天が続いて暑い週末になりそうですが、しっかりと各セッションを積み上げて好リザルトの獲得を目指します」