トップへ

篠原涼子が娘に向かって包丁を振り上げる 『人魚の眠る家』絢香の主題歌流れる予告編

2018年09月21日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 11月16日に公開となる映画『人魚の眠る家』より、予告編と本ビジュアルが公開された。


参考:<a href=”http://www.realsound.jp/movie/2018/09/post-253530.html”>動画はこちら</a>


 本作は、東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれた同名小説を、『TRICK』『明日の記憶』『天空の蜂』の堤幸彦監督が実写映画化したヒューマンミステリー。篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑む。


 本ビジュアルでは、篠原自身が「こんな自分もいたのかと驚きを感じた」と語るクライマックスシーンの意を決した薫子の強い視線、西島演じる和昌の溢れ出る想いを抑えきれない表情が切り取られ、両者の涙が印象的だ。


 一方の予告編では、薫子と和昌の夫婦が、意識のない娘・瑞穂がいつか目覚める日を信じ下した決断、その禁断の技術の内容が垣間見えるなど、さらに一歩踏み込んだ内容になっている。それぞれが、眠り続ける瑞穂の回復を願う中、娘に向かって包丁を振り上げる薫子の姿が捉えられる。そんな衝撃的な映像に、今回初公開となる絢香の新曲「あいことば」が流れる。


 新垣弘隆プロデューサーは、主題歌に絢香を起用した理由として、「大切なわが子を守り抜こうとする母の愛を描いた本作の世界観を、絢香さんなら最も美しく表現できるという確信がありました。そして母親でもある絢香さんに今、どうしても歌って欲しいと思いました」と語る。主題歌「あいことば」は、原作、台本を読み感銘を受けた絢香が書き下ろした楽曲。「本当に素晴らしい作品の一部となれたこと、この楽曲を生み出すキッカケをくださったことに感謝しています」と本作に込めた思いを語った。


●コメント一覧


■絢香
不思議なことが。
原作と台本を読んでいると、言葉とメロディが私の中で止めどなく溢れてきて、読み終える頃に「あいことば」は形を成していました。映画に携わる方々の熱意を感じながら仕上げていくことで、より研ぎ澄ませながら世界観を創り込めた気がします。
曲をお渡ししてしばらくした後に試写を初めて観て、何度も涙しました。本当に素晴らしい作品の一部となれたこと、この楽曲を生み出すキッカケをくださったことに感謝しています。
「あいことば」は私の作曲家としてのキャリアの中で、特別に誇れる一曲となりました。


■篠原涼子(播磨薫子役)
初めて聴いた時に、ここまで作品に寄り添ってくれる歌があるのか、と震えました。物語の結末を優しく見守り、送り出してくれるような「あいことば」。映画をご覧になる方は本編で泣いて、最後にこの曲でもう一回泣けると思います。


■堤幸彦監督
見事な曲です! この映画のテーマとメッセージを深くご理解いただき、
これ以上ないエンディングとなりました。本当にありがたい!
感動です。


■新垣弘隆プロデューサー
絢香さんが紡ぐ、静かに寄り添いながら劇的に心を動かすメロディー、シンプルでありながら強く胸を打つ歌詞、魂を揺さぶる圧倒的な歌唱力。大切なわが子を守り抜こうとする母の愛を描いた本作の世界観を、絢香さんなら最も美しく表現できるという確信がありました。そして母親でもある絢香さんに今、どうしても歌って欲しいと思いました。「あいことば」を聴いたとき、ただ涙、涙、涙で完全に言葉を失いました。こんな名曲が誕生するなんて、“確信”などというレベルを超えてました。主題歌として書き下ろしてくれた絢香さんに深く感謝します。堤ワールドのラストを飾る絢香さんの歌声をハンカチ持参の上、劇場でご堪能ください。


(リアルサウンド編集部)