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デミ・ロヴァートの母「デミが助かるか2日間分からなかった」

2018年09月20日 19:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

7月にデミが投稿したセルフィー(画像は『Demi Lovato 2018年7月23日付Instagram』のスクリーンショット)
今年7月に薬物の過剰摂取が原因で意識不明の状態で搬送され、幸いにも一命をとりとめた歌手のデミ・ロヴァート。デミの母ダイアナさんが愛する娘が危険な状態だった時の思いを語った。

過去にリハビリ施設に入所し、この6年間アルコールや薬物を絶っていたデミ・ロヴァートが、今年6月に新曲『Sober』で再び薬物に手を出したことを告白。そして、今年7月に意識不明の状態で発見され、ロサンゼルスの病院に救急搬送された。その後デミは意識を回復し、リハビリ施設で治療を続けている。

そんなデミの母ダイアナさんが現地時間18日に『Newsmax TV』で「今も話すのが辛いわ」「あの日に何があったのかを思い出すと少し震え始めてしまうの」とコメント。その日、デミのアシスタントから説明されるまでは状況が掴めていなかったそうだ。

ダイアナさんは「ショックだったわ。何を言ったらいいのか分からなかったの」「親として、自分の子供がそんな状態であると聞かされるなんて、有り得ないと思っていたわ」と話し、シダーズ・サイナイ病院まで運転できる気力がなかったという。ダイアナさんにはデミのほかに娘ダラスとマディソンがいて、ダラスが病院まで運転したとのこと。「できるだけ早く病院に行ったの。ダラスとマディソンと私は車から飛び降りて、彼女のそばに行くために救急処置室まで走ったわ。彼女の状態は良さそうには見えなかった。デミの体調は悪かったわ。でも、私は彼女に言ったの。『デミ、私はここよ。愛してるわ』って。その時に彼女は『私も愛しているわ』と返してくれたの」「私はもちろん、病院に行くまで祈ったわ。私の信仰は強いの。彼女が2日間危険な状態だった時にそれで乗り切ることができた。彼女が助かるかは2日間分からなかったのよ」と語った。

そしてダイアナさんは、デミが助かったのは多くの人々のおかげだと感謝を述べた。「彼女が今日生きているのは、あの日みんなが何が起きているのか知った時に何百万人の祈りが捧げられたからなの」「あの祈り、素晴らしいドクター、シダーズ・サイナイ病院がなかったら、彼女はここにいなかったと思うわ」と話している。

現在のデミの状態について「彼女はハッピーよ。健康なの」と明かし、リハビリに専念していると報告。ほかにも多くの人が過剰摂取で亡くなっているため、手助けしていきたい意思を述べた。

今月7日にはラッパーのマック・ミラーが26歳という若さで急死。死因は薬物の過剰摂取だと伝えられており、薬物は深刻な問題となっている。

画像は『Demi Lovato 2018年7月23日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)