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グランプリのうわさ話:メルセデスF1のリザーブドライバーとしての道を探るオコン

2018年09月20日 17:41  AUTOSPORT web

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エステバン・オコン
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 メルセデスは、チームのジュニアであるエステバン・オコンとジョージ・ラッセルを、ヤングドライバープログラムから外すつもりはないという。ただしメルセデスF1トップのトト・ウォルフは、「現状では我々のサポートが、2019年シーズンにおける彼らのF1シート獲得の妨げとなっている」と認めている。

 ウォルフはさらに「スポーツ面でも理にかなった行動を取らなければならないが、商業面でもそうでなければならない。しかしドライバーに多くの資金を注ぎ込んでシートを買うということは、我々から見ると意味不明だ」と説明している。

 ウイリアムズのパフォーマンス不足を考慮すると、オコンがウイリアムズ加入に飛びつく可能性は低い。つまりラッセルにはまだ、来季のウイリアムズ加入というチャンスが僅かながら残されているということになる。オコンにとって最も可能性の高いシナリオは、メルセデスのリザーブドライバーとなることだろう。

 パスカル・ウェーレインは6年間にわたって育成プログラムに在籍した後、メルセデスとの関係を経ったものの、2019年のF1復帰というチャンスに恵まれることはなさそうだ。

続きはF1速報WEBで掲載中

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