モビリティランドは20日、10月19~21日にツインリンクもてぎで開催される『2018 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第16戦 MOTUL 日本グランプリ』の人気イベント、前夜祭ステージにモビスター・ヤマハMotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスが出演することを発表した。
この発表と合わせて、バイク好きで知られるお笑いコンビ、チュートリアル福田さんととろサーモン村田さんがオートスポーツweb編集部を訪問し、MotoGPのスターであるロッシの魅力を語った。
毎年恒例となっているMotoGP日本グランプリの前夜祭。2017年はほぼすべての現役MotoGPライダーが出演するなどで盛り上がりを見せていた。今年も多くのMotoGPライダーが出演予定で、すでにレプソル・ホンダのマルク・マルケスとダニ・ペドロサ、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソ、モンスター・ヤマハ・テック3のヨハン・ザルコとハフィス・シャーリンの8名の出演が決定している。
特にMotoGPの大人気ライダーであるロッシがグランプリ中のトークショーに出演することは海外でも珍しいことで、出演の発表を聞いたときは、福田さんも驚いたという。
「生でロッシを見れるのはすごいですよ。海外だとロッシがトークショーに出てくれることってなかなかないですからね。お客さんもハンパないことになると思いますよ」
「ノビ―(上田昇)さんに聞いたんですけど、ロッシが若いころ、日本に来たときにサイゼリヤに連れて行ったと言ってたんです。そこでご飯を食べたロッシがめちゃくちゃうまいって驚いてたみたいですよ。イタリア人なのに、そんなのあるんだって(笑)。トークショーでもレジェンドライダーが来たら、面白い話が聞けるかもしれないですね」
「去年の予選終わりでロッシがパドックにある自分の部屋に戻るときに、レジェンドライダーの坂田和人さんがいて、戻らなきゃいけないのに坂田さんとしばらく話してたんですよ。もしトークショーにレジェンドライダーいたらいろいろ話してくれそうですね」
ツインリンクもてぎによると、ロッシとビニャーレスのトークショーのスケジュールは調整中とのことだ。また、ふたりのトークショーではレジェンドライダーの出演を計画しているようで、実現した場合、ここでしか聞けない裏話がトークショーで語られるかもしれない。
ちなみに、福田さんと村田さんもバイク好き芸人が集まるRGツーリングクラブのメンバーとして前夜祭に出演予定。メンバーのレイザーラモンRGさんとバッファロー吾郎竹若さんとともに出演する。
「出来ればロッシとビニャーレスのトークショーの後が我々だといいですけどね。ふたりがはけるときにどさくさに紛れて写真を撮れたりするかもしれないので(笑)」と福田さん。
「去年は原田(哲也)さんと(ロリス)カピロッシのトークショーが僕らの前にあって、入れ違いにみんなで写真を撮ってもらったんですよ。そういうことができたらありがたいですね」
「でも、ロッシとビニャーレスのトークショーの後は地獄でしょうね。お客さんが鬼のように帰っていくと思うので(笑)」
村田さんは日本グランプリを生で見るのは2年ぶりとのこと。MotoGPライダーの中ではロッシがもっともお気に入りのようで、魅力を次のように語る。
「ロッシの笑ったときの顔が好きなんですよ。同じクラスにいたら絶対に友達になっているだろうなと(笑)。それぐらい親しみやすい顔をしているんですよね。しかも最年長ですから。カリスマ性もありますし、輝きも感じます」
その他、福田さんと村田さんは日本グランプリの魅力をPR。昨年も多くのファンが集まったオーバーナイトスクエアを今年も設置。飲食エリアの拡充や焚火、生演奏、映画放映などの会場演出を増やし、さらに満足度を高めているという。
レースファンのみならずバイク好きも大いに楽しめるMotoGP日本グランプリ。10月19日から3日間はMotoGPのスターであるロッシの姿を生で見にツインリンクもてぎを訪れてみてはいかがだろうか。