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レッドブルF1のニューウェイ。ベッテルの弱点を「プレッシャーに対する弱さ」だと指摘

2018年09月19日 16:41  AUTOSPORT web

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セバスチャン・ベッテル 2018年F1第15戦シンガーポールGP
セバスチャン・ベッテルに4度の世界タイトルをもたらすマシンをデザインしたレッドブルのエイドリアン・ニューウェイは、最大のライバルであるルイス・ハミルトンにベッテルがチャンピオンシップランキングで追いつくには、幸運が必要かもしれないと考えている。

 ハミルトンはシンガポールGPで非の打ち所がないパフォーマンスを発揮して優勝、ベッテルに対して40ポイントのリードを広げた。

 ハミルトンが絶好調である一方で、ベッテルは高い性能を誇るSF71Hのおかげでハミルトンより優位にあるようにも見える。しかしながら、何度かの致命的なミスにより、今やベッテルはハミルトンにリードを許してしまっている。

 ニューウェイによると、ベッテルの弱点は、彼のプレッシャーに対する弱さであると指摘する。

「セバスチャンは信じられないほどに懸命に取り組んでいる。彼より自分自身に厳しい者は他にはほとんどいない」とニューウェイはドイツのBild am Sonntagに語った。

「彼に弱点があるとしたら、それはその場の勢いでばかげたミスを犯してしまうことだろう。もし彼が首位を走っていたら、彼を負かすことはほぼできない」

「だが人はそれぞれ違う方法でプレッシャーに対処するものだ。マシンに乗ったら、彼は自分自身だけでなく、チーム全体に対して責任があるのだ」

「キミ・ライコネンやバルテリ・ボッタスのように気にしないドライバーもいるだろう。しかし世界選手権の終わりには、のしかかるプレッシャーをひしひしと感じるドライバーもいる」

「懸命に仕事をすればするほど、ドライバーはより大きなプレッシャーを感じる。特にセブ(ベッテル)にはそれがあてはまる」

 ニューウェイは、ベッテルがハミルトンを逆転しチャンピオンを獲得するには、タイミングが遅すぎるかもしれないと認めた。

「もし彼が首位に立とうとしたら、少なくともルイスが1度リタイアする必要があるだろう。さもなければ非常に難しいことになる」