2018年F1シンガポールGP決勝で、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは10位、カルロス・サインツJr.は8位だった。コンストラクターズ選手権4位のルノーはこれで合計91ポイント。5位のハースはノーポイントに終わったため、ルノーはリードを15ポイントに拡大した。
■ルノー・スポール・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=10位
もっと良い結果も可能だったことが分かっているから、あまり満足していない。スタートでポジションをふたつ失ったことが響き、不利な状況に陥ってしまった。早めにピットに入り、アグレッシブにアンダーカットを狙い、それは最初はうまくいった。でもその後、トラフィックにつかまってしまったんだ。
前方で接触事故が起きたことでポイント圏内に入れたけれど、今日はもっと上位を狙えたはずだから、レースを終えた今、複雑な気分だ。
カルロス・サインツJr. 決勝=8位
今日の結果にはとても満足している。昨日の予選は不満が残る結果に終わったが、今朝起きた時には、決勝ではいいチャンスに恵まれるだろうというポジティブな気持ちになっていた。
12番手スタートということで、タイヤ戦略の面で有利だったし、スタートをうまく決めたことにより、トップ10圏内に入るための足掛かりを作ることができた。
8位というのは悪くない結果だけれど、もっと上だったらよかったな。でも選手権の順位争いの面で、5ポイントはチームにとって重要だ。これによってライバルたちとの差を維持することができる。だから全体的に見ると、良いレースができて、いい一日だったと思う。