2018年F1シンガポールGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは5位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=5位
今日のレースはあまり動きがなかったね。マシンの挙動はよく、速さもあったけれど、ほとんどの周回を誰かのすぐ後ろで走り、タイヤに気をつかいながら走っていた。このサーキットでは、前を走るドライバーが大きなミスでもしない限り、オーバーテイクをするのは不可能だ。
(前を走るバルテリ・)ボッタスは右フロントタイヤに苦しんでいて、時々ロックさせていた。彼のすぐ後ろにまで近づくことはできたが、オーバーテイクできるほどは接近できなかった。特にミドルセクターでは、ダウンフォースを失ってしまい、彼についていくのに苦労した。
ファーストスティントを長く取り、セーフティカーが出動するのを待ったけれど、ついに出なかったね。
ここでは予選がカギになる。グリッドが後ろになってしまうと、他のマシンに抑えられ、退屈なレースを走る羽目になるんだ。僕らの速さを活用する機会はなかった。いい結果を目指して、やれるだけのことはやったが、今日はこういう結果に終わった。
(ボッタスを抜けなかったことについてCrash.netに語り)いくつかミスをしていたけれど、もう少し大きなミスをしてくれない限り、彼に仕掛けるチャンスはなかった。近づくたびにコーナー出口でトラクションを失い、結局逃げられてしまった。