2018年F1シンガポールGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは17位だった。
ハートレーは17番グリッドからハイパーソフトタイヤを装着してスタートした。14周でウルトラソフトに交換し、19番手でコースに復帰。36周で2度目のピットインを行い、ハイパーソフトを装着した。ハートレーはセルゲイ・シロトキンにバリアに向けて押し出されるというインシデントを経た後に、17位でチェッカーを受けた。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー 決勝=17位
一か八かで早々にピットインすることに決めた。ハイパーソフトでスタートしたため、前のグループより僕の方が速かったんだ。ウルトラソフトに換えたら、大勢にカバーされて、渋滞のなかに戻る結果になり、戦略はうまくいかなかった。もう一度ピットストップをすることにしたが、ウイリアムズに引っ掛かり、(ケビン・)マグヌッセンの後ろにポジションを落とした。いい部分もあったけれど、全体的に見て今日は入賞できるだけのペースがなかったと思う。
シンガポールには高い望みを抱いて来ただけにがっかりしている。タフなレースを最後まで走り切ったけれど、祝えるようなことは何もない。自分たちはライバルたちよりもタイヤをうまく持たせることができるだろうと考えて、ハイパーソフトでスタートすることに決めた。1周目にいくつかポジションを上げられることにも期待した。(エステバン・)オコンがウォールにクラッシュするというアクシデントがあり、難しい状況だったが、ハイパーソフトでのファーストスティントでは競争力を発揮できたと思う。順位を上げるためにいろいろ試してみたが、結局はうまくいかなかった。