2018年F1シンガポールGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは13位、ブレンドン・ハートレーは17位だった。
ガスリーは15番グリッド、ハートレーは17番グリッドからスタート、2台ともスタートタイヤにはハイパーソフトを選択した。
1周目の3コーナーでアクシデントが発生し、セーフティカーが出動。ガスリーは12番手、ハートレーは16番手に順位を上げた。14周目、ハートレーはウルトラソフトに交換、19番手でコースに復帰。ガスリーは長いスティントを走り、9番手に順位を上げた後、26周でピットイン、ウルトラソフトを履いて18番手でコースに戻った。一方、ハートレーは36周で2度目のピットインを行い、ハイパーソフトを装着した。
ガスリーは思うように順位を上げられないまま14位でフィニッシュ。しかしロマン・グロージャンに5秒のタイムペナルティが科されたため、ガスリーは13位に繰り上がった。ハートレーは、セルゲイ・シロトキンにバリアに向けて押し出されるというインシデントを経た後に、17位でチェッカーを受けた。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
金曜日のFP1から、あまりよくない形で始まってしまった週末でした。そして、そこから予選までにパッケージとして大きな改善を図ることができませんでした。
今日のレースペースには多少改善が見られましたが、後方グリッドからレースをスタートした中、オーバーテイクが難しいこのトラックでポイント圏内まで順位を上げるには至りませんでした。
非常に厳しい週末となってしまったことは残念ですが、次のレースまで時間もありませんし、ここから切り替えてロシアに向けた準備を進めます。