坪井はその後、最終コーナーの立ち上がりでGAINER TANAX triple a GT-Rにもオーバーテイクを許し、1周目でふたつポジションを落としてしまう。
その後はHOPPY 86を交わしたGULF NAC PORSCHE 911とGAINER TANAX triple a GT-Rによる2位争いが白熱した一方、首位のスバルBRZは逃げの体勢に。12周を消化した時点で早くも8秒ものギャップを築いてみせた。
ポルシェとGT-Rによる2位争いはGAINER TANAX triple a GT-Rがオーバーテイクに成功して勝負あり。一方交わされたGULF NAC PORSCHE 911はペースが上がらず、12周目にはHitotsuyama Audi R8 LMSにも交わされ4番手に交代している。
首位のスバルBRZが16周目に入ったころ、3番手を走行していたHitotsuyama Audi R8 LMSがピットイン。左リヤタイヤにパンクが起きたための緊急ピットインで、タイヤ交換と給油を行いコースに復帰したが、パンク時にインナーフェンダーを傷めており、それがアウトラップでタイヤに干渉してしまう。再度ピットへ戻るとガレージにマシンを入れての作業が行われた。
23周目、LEON CVSTOS AMGとレース序盤に追突されスピンしたUPGARAGE 86 MCがピットイン。翌周にはARTA BMW M6 GT3など、GT300クラスはぞくぞくとルーティンのピットインを行っている。
首位のスバルBRZが62周目に突入したタイミングで、31号車TOYOTA PRIUS apr GTとK-tunes RC F GT3がSPインコーナーへの飛び込みで接触。アウト側にいて、弾き飛ばされる形となった31号車プリウスはグラベルを越えてアウト側のスポンジバリアに衝突。マシンがバリアに埋まってしまった。