2018年F1シンガポールGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは15番手、ブレンドン・ハートレーは17番手だった。
FP3ではガスリーが1分40秒686をマークして14番手、ハートレーは1分41秒562で17番手だった。
予選Q1では、ガスリーが1分39秒614で15番手でQ2に進出。ハートレーは1分39秒809で17番手となり敗退した。
Q2でガスリーは1分39秒691のタイムを出すが、Q1での自己ベストを更新することができず、15番手で予選を終えた。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
車体パフォーマンスマネージャー ギヨム・ドゥゾートゥ
金曜プラクティスでショートランがあまりよくなかったので、マシンのセットアップとタイヤに関して分析を行った。FP3に向けて用意したプランは、ピエールに関してはとてもうまく機能し、彼はいいラップを走ることができた。ただ、2回目の計測ラップの最終セクターでひどいオーバーステアに見舞われた。このコースのレイアウトを考えると、とても理想的といえる状態ではなかった。ブレンドンの方がさらに苦労しており、マシンのハンドリングに不満を訴えていた。
しかしFP3ではある程度前進できたと考えていたため、予選ではもっといい結果を出せることを期待していた。Q1ではトラフィックを回避し、路面コンディションの変化に対応することに集中した。ピエールは2回目のランでいいラップを走ったが、ブレンドンはミスをし、Q1で敗退となった。Q2でピエールは2回の走行を通してマシンバランスに苦しみ、リヤの不安定さに悩まされて、Q3入りをかけて戦える状態ではなかった。
これからすべてのデータを分析し、何が起きたのかを理解し、苦労した予選から学習する。決勝の戦略としては、1回ストップか2回ストップかなど、いろいろな選択肢を考えていく。金曜のロングランではそれなりにいいペースを発揮していたし、ここでは何が起きてもおかしくない。明日は中団で全力で戦うと、ファンの皆さんに対して誓う。