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TEAM KUNIMITSU 2018スーパーGT第6戦SUGO 予選レポート

2018年09月15日 21:51  AUTOSPORT web

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RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンと山本尚貴
TEAM KUNIMITSU

第5戦 スポーツランドSUGO
公式予選 9月15日(土)

山本尚貴選手&ジェンソン・バトン選手のコンビで初ポールを獲得!

 曇天模様の朝を迎えたスポーツランドSUGO。心配されていた雨は一時的に本降りとなったものの、午後からの予選を前に上がり、路面もウエットからドライへと改善。結果、タイムアタックはドライタイヤでの勝負へ。そんな中、No.100 RAYBRIG NSX-GTが渾身の走りで今シーズン初のポールポジションを手にしている。

 午前9時に始まった公式練習は、開始からほどなくしてぽつりぽつりと雨が落ち始め、走行中の車両はドライタイヤからウエットタイヤへとスイッチし、周回を重ねることになった。チームクニミツでは、山本尚貴選手がまずドライタイヤでセットアップを確認後、ジェンソン・バトン選手へと交代。その後、雨が降り出したため、ウエットタイヤでの走行に切り替えた。また、山本尚貴選手もGT500クラス専有走行の最後に改めてコースイン。ウエットタイヤでのセッティングを確認し、予選に備えた。

 迎えたノックアウト予選。GT300クラスのアタック開始時には、まだウエット宣言が出ていたが、次第に天候が回復。日差しが照って青空が広がったこともあり、ドライタイヤでのアタックに一変した。まず、Q1でNo.100 RAYBRIG NSX-GTを駆ったのは、ジェンソン・バトン選手。「いきなり新品のドライタイヤでアタックしなければならず、大変だった」というジェンソン・バトン選手の言葉どおり、急変したコンディション、しかも自身初となる新品のドライタイヤという条件が重なる中でのアタックながら、豊富な経験を活かして好走。赤旗中断というハプニングをものともせず、ラストアタックで1分11秒321をマークして3位での通過を果たした。

 続くQ2。山本尚貴選手はライバルよりも早いタイミングからアタックモードで走行を開始。「自分の午前中のデータと重ね合わせ、どのくらいいけるのか頭の中でイメージしてアタックした」という山本尚貴選手は、トータルベストとなる区間タイムを次々とマークして、着実にタイムを削り取っていく。そして計測3周目にトップタイムとなる1分10秒248をマーク! 結果、今シーズン初の、また昨年第3戦オートポリス以来となるポールポジションを獲得することとなった。

 明日の決勝は、シリーズタイトル獲得をより強固なものにするためにもトップチェッカーを目標にスタートを切る。