2018年F1シンガポールGPの金曜、マクラーレンのストフェル・バンドーンはフリー走行1=20番手/2=16番手だった。FP1ではサスペンショントラブルとハイドロリックリークのため、11周しか走れなかった。
■マクラーレンF1チーム
ストフェル・バンドーン フリー走行1=20番手/2=16番手
楽な初日ではなかった。FP1ではマシンにいくつかトラブルが発生したため、走行時間を大幅に失ったんだ。シンガポールのコースでは、路面の変化が大きいし、リズムを見つけるために周回を重ねる必要があるから、あまり走行できないのは不利になる。
最初から後れを取ってしまったが、FP2でうまく挽回できたと思う。最初のランからしっかりコースに慣れて、終盤にはなかなかいい走りをすることができた。最後に燃料をたくさん積んで走行したのだが、そのころにはとてもいいペースを発揮できるようになっていた。FP2では周回をしっかり重ねることができてよかった。明日はトラブルなく過ごしたい。
今日はハイパーソフトタイヤについてなど、たくさんのことを学んだ。2台でたくさんのテストを行ったので、それを利用して明日に向けてうまくセッティングをまとめることがとても重要になる。シンガポールでは予選がものすごく大事で、グリッドが上位であればそれだけ決勝で有利になるんだ。
明日のことを予測するのは難しい。このサーキットはパワー感度が低いので、僕らは比較的競争力を発揮しやすい。だから最近のレースより少し上を狙えるはずだと思うけど、明日になればライバルたちが速さを発揮してくるだろうことは分かっている。