音楽イベント『「新日本製薬 presents SONGS&FRIENDS」第2弾小坂忠「ほうろう」』が、11月26日に東京・有楽町の東京国際フォーラム ホールAで開催される。
『SONGS&FRIENDS』は、音楽プロデューサーの武部聡志が選ぶ「100年後も聴き続けてほしい名アルバム」を再現する一夜限りのコンサート。第2弾となる今回は、1975年に発表された小坂忠のアルバム『HORO』の収録曲をパフォーマンスする。総合演出は松任谷正隆が担当。
現時点で判明している出演者は、小坂忠をはじめ、尾崎亜美、さかいゆう、高橋幸宏、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、Char、槇原敬之、矢野顕子、レコーディング時に参加したティン・パン・アレーから鈴木茂、林立夫、松任谷正隆。追加出演アーティストの発表は10月を予定している。
チケットの最速先行抽選予約は本日9月14日18:00から受付開始。一般販売は10月13日10:00からスタートする。
■小坂忠のコメント
『ほうろう』は僕が初めてボーカリストとしてのスタイルを見つけられた作品で、シンガーとしての音楽活動の出発点になりました。あのアルバムを作った1970年代の初めは、それまでの音楽界にはいなかったタイプの、すごいミュージシャンがたくさん誕生して、それぞれの個性を発揮して、お互いを認め合って作品を作り上げました。今回のライブにもすばらしいミュージシャンが参加してくれてすごくうれしい。みんなで一緒に歌おうよ、という感じのライブにしたいですね。
■武部聡志のコメント
荒井由実『ひこうき雲』に続く、SONGS&FRIENDS 第2弾は、小坂忠『ほうろう』です。
このアルバムが発売された1975年、当時18歳だった僕は、それまでになかった斬新なサウンド、そして忠さんのボーカルに衝撃を受け、プロミュージシャンの道を目指した事を今でも鮮明に覚えています。このアルバムが、後に世に出るジャパニーズソウル、R&Bの礎になった事は疑う余地がありません。今回、当時レコーディングに参加し、日本の音楽シーンを変えていった名うてのミュージシャン、そして忠さんにゆかりのあるアーティスト、更に彼らの遺伝子を受け継いでいる音楽家が集い、一夜限りのセッションが行われます。きっと音楽や仲間の素晴らしさ、大切さを体感できる、最高のライヴになることでしょう。