2019年1月から全国で公開される映画『そらのレストラン』の主題歌と挿入歌が発表された。
『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』に続く北海道映画シリーズ第3弾となる同作は、北海道・せたな町を舞台にした作品。父親から引き継いだ海が見える牧場で暮らす亘理が、妻のこと絵と一人娘の潮莉と共に牛を育てながらチーズ作りに奮闘し、仲間や家族と助け合いながら絆を深めていく様子が描かれる。亘理役を大泉洋、こと絵役を本上まなみ、亘理の仲間の1人で牧羊を営む若者・神戸役を岡田将生が演じる。監督は深川栄洋。
主題歌に起用されたのはスカートが同作のために書き下ろした“君がいるなら”。同曲は8月に開催された『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO』で披露された。スカートは挿入歌“花束にかえて”も手掛けている。
また同じく挿入歌“Bradford”を提供したのは世武裕子。フランス語詞のピアノの弾き語りによる楽曲で、世武の曲を物語の転換のポイントにしたいという深川監督の意向を汲んで提供されたという。
主演の大泉洋は主題歌について「美しい北海道の景色と、清々しい物語のラストにのせてこの主題歌がかかった時に、本当に幸せな気持ちになりました」とコメント。
澤部渡(スカート)は「エンディング『君がいるなら』の打ち合わせ時のメモに『映画は終わるが物語は続く』『これからの暮らしを描く』と書いてありました。それもあってかいつものスカートの音楽よりもグッと明るくなったと思います。その背中を押してくれた本作に感謝しています」と語っている。
■大泉洋のコメント
映画『そらのレストラン』の最後で、美しい北海道の景色と、清々しい物語のラストにのせてこの主題歌がかかった時に、本当に幸せな気持ちになりました。ワクワクするようなイントロから、スカート・澤部さんの優しい声が聴こえてきたとき、初めて聴くのに何故か懐かしい気持ちになる不思議な曲でした。この映画と一緒にたくさんの方に聴いてもらいたいです。
■澤部渡(スカート)のコメント
エンディング「君がいるなら」の打ち合わせ時のメモに「映画は終わるが物語は続く」「これからの暮らしを描く」と書いてありました。それもあってかいつものスカートの音楽よりもグッと明るくなったと思います。その背中を押してくれた本作に感謝しています。挿入歌「花束にかえて」はその反対、今までのスカートがやってきたことを一番いい形で出せたと思っています。映画では映画サイズが使われていますが、とにかく自信作です。『そらのレストラン』に書き下ろした2曲はスカートにとって大事な曲になりました。