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フレディ・マーキュリーの誕生日を世界中のファンが祝う 『ボヘミアン・ラプソディ』特別映像

2018年09月14日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 11月9日公開の映画『ボヘミアン・ラプソディ』より特別映像が2本公開された。


 9月5日は、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの誕生日。「フレディ・フォー・ア・デイ」と題し、世界中のファンが誕生日を祝うと同時に、エイズによる気管支炎で45歳という若さでこの世を去ったマーキュリーに敬意を表し、エイズ撲滅のチャリティイベントも開催されている。


 今回公開された特別映像は、世界中で開催された「フレディ・フォー・ア・デイ」に参加したファンたちが、マーキュリーの誕生日を盛大に祝う様子を、クイーンの楽曲とともにまとめたもの。映像冒頭には、お笑い芸人のレイザーラモンRGとモデルの池田美優(みちょぱ)が登場した日本でのイベント、スペインでの野外ライブ、マーキュリーの恰好をしたミュージシャンによるイタリア、ポルトガルでのライブ、マーキュリーの姿を描くアイルランドのアート、デンマークの教会での大合唱など、世界各国で開催された様々な誕生日パーティーの模様を確認することができる。


 また、クイーンゆかりの地イギリスでは、クイーン加入前のマーキュリーが、ヒースロー空港で荷物係のアルバイトとして働いていたことから、現在働いている荷物係の職員たちが“元同僚”の誕生日を祝うために、空港ターミナルでオリジナルのダンスショーを行った。ダンス素人の職員たちが、仕事の合間をぬって2週間ダンスを猛練習。「ブレイク・フリー(自由への旅立ち、I Want to Break Free)」に合わせ、マーキュリーを彷彿とさせるイエローのジャケットに口髭を付けた姿で突然ターミナルでダンスを披露し、偶然空港に居合わせた旅行客を喜ばせた。また、9月5日に限って、名前がフレディ、フレデリック、またはファルーク(出生時の名前)の人を、第5ターミナルにあるブリティッシュ・エアラインのファーストクラス・ラウンジに招待したという。


 さらにアメリカでは、ラスベガスのMGM Parkでのコンサートツアーの合間をぬって、クイーンのギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーがサプライズで登場し、ファンと一緒にハグと記念撮影を行った。その他、コロンビア、ブラジル、メキシコ、グアテマラでのお祝い映像もあり、今なお人気が衰えることがないクイーンとマーキュリーの偉大さがわかる映像となっている。さらに、映像最後には、本作にてラミ・マレック演じるマーキュリーが高々と拳を掲げるライブシーンと、ウェンブリー・スタジアムで開催された歴史的コンサート『ライブ・エイド』で観客たちが「ウィ・ウィル・ロック・ユー(We Will Rock You)」の手拍子をするシーンも収められている。(リアルサウンド映画部)