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片山正通らが発足した西日本豪雨災害支援募金「YEN」の賛同広がる

2018年09月13日 18:03  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

YEN特設ページより
岡山出身のインテリアデザイナー片山正通と、広島出身の建築家で広島にも事務所を構えるSUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltdの谷尻誠と吉田愛が発起人となり、8月24日にスタートした西日本豪雨災害支援募金プロジェクト「YEN」の賛同と支援の輪が広がっている。募金総額は、9月13日12時時点で8,32万4,900円。また、新たに北海道胆振東部地震の被災地支援についても取り組んでいく予定だという。

 YENは、100円から西日本水害の被災地支援ができるプロジェクトで、集まった募金は復興活動に尽力している支援団体に寄付される。7月の西日本豪雨災害でもいち早く現地入りし復興活動に尽力している「ピースウィンズ・ジャパン」と、「ピースボート災害ボランティアセンター」の2団体を予定。募金システムについてはオリガミが協力しており、募金はクレジットカード払い、または銀行口座即時振替で受付中。決済手数料3.25%を差し引いた額が、支援団体を通じて被災した地域の復興に役立てられる。
 プロジェクトは、発起人らの故郷で起きた西日本豪雨の甚大な被害に対し「アクションを起こしたい」という思いから発足。取り組みに欠かせない「支援」「ご縁」「募金 (円)」のワードから「YEN(エン)」と名付けられた。香川出身の映画監督 本広克行と、片山と親交が深いサカナクション山口一郎も賛同人として協力。SNSを通じた拡散やステッカーを配布するなどの活動で認知を広げ、クリエイターをはじめとする多くの賛同の声が挙がっている。
 また、9月にはサカナクションのメンバーの出身地でもある北海道で大地震が発生したことを受け、山口一郎が9月12日夜にインスタグラムライブを通じて、北海道地震の被災地支援にも取り組んでいく意向を明らかにした。被災地の情報を収集し、支援の必要な地域や寄付先などの精査を経て、募金活動を開始したいと話している。また災害を風化させないためにも、プロジェクトを継続させていきたいという。
■YEN西日本豪雨災害支援募金:YEN特設ページ受付期間:2018年8月24日(金)17:00~12月31日(月)23:25
【発起人】片山正通/インテリアデザイナー(Wonderwall Inc. 代表)谷尻誠/建築家(SUPPOSE DESIGN OFFICE 共同代表)吉田愛/建築家(SUPPOSE DESIGN OFFICE 共同代表)
【賛同人】山口一郎/ミュージシャン(Sakanaction)本広克行/映画監督
【募金システム全面協力】株式会社Origami
【協力】平林奈緒美田中裕介伊藤総研