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『ちえりとチェリー』応援プロジェクト第2弾開始 特典の絵本には小川紗良&末吉陽子が参加

2018年09月13日 15:22  リアルサウンド

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 日本初の人形を用いたストップモーション・ アニメーションによるオリジナル長編作品『ちえりとチェリー』の、第2回クラウドファンディングプロジェクトが行われることが決定した。


 『ちえりとチェリー』 は、大好きな父親を亡くし喪失感を抱えた少女ちえりが、いのちの輝きに触れ、 新たな未来に向けて一歩踏み出そうとする姿を描いた冒険ファンタジー。ちえり役を高森奈津美、チェリー役を星野源が務めるほか、尾野真千子、栗田貫一、田中敦子らがキャストに名を連ねている。2010年の人形アニメ映画『チェブラーシカ』に監督として制作に加わった中村誠が監督を務める。


 第1回クラウドファンディングを2015年5月にmakuakeにて実施し、568名から支援を得ることに成功すると、2016年2月20日よりスローシネマによる上映活動がスタート。現在(2018年9月10日時点)までに、国内では19都道府県72都市86会場での上映を実現、地道に上映活動を継続し、今までに約3万5千人が鑑賞している。


 このたび、さらなる上映の拡大を目指し、2回目のクラウドファンディングプロジェクトを実施。支援者への返礼の品として、「絵本」や「大きなチェリーのぬいぐるみ」、「サウンドトラックCD」などが用意されている。「絵本」については、女優であり映画監督でもある小川紗良と絵描きの末吉陽子の2人の新たなクリエイター2人が加わり、映画とは少し趣の違う新たな創作物となっている。


●中村誠監督 コメント
『ちえりとチェリー』は僕にとって、大切な作品です。初めてのオリジナル作品でしたし、たくさんのかけがえのない人たちの力を借りて、作り上げた大切な映画です。応援の声をいただくことも多く、手ごたえを確かな形で得られた作品でもあります。それでも、この作品をもっとたくさんの人に観ていただきたいという気持ちはもちろんあります。そこで、今回二回目のCFをすることになりました。出来れば多くの応援を得られればと思います。


「絵本」について
このお2人が組んで作られる絵本版の『ちえりとチェリー』は映画をただ絵本にしたものではなく、新しいものが出来上がると僕は思っています。出来れば映画と同様に、長く多くの人に読み継がれるものになると嬉しいと思います。


●小川紗良(絵本の文章を担当)コメント
私の愉快なヒーローたちは、いつも絵本の中にいました。絵と、言葉と、ページをめくる行為によって広がっていく無限大の世界が、今でも大好きです。そんな絵本の文章を、まさか書かせていただけるなんて。夢にも思わなかったこの機会に、胸の高鳴りが止まりません。


●末吉陽子(絵本の絵を担当)コメント
素晴らしいクリエイターの方たちの手によって大切に作られた映画の絵本化にあたり、絵を描かせていただけることをとても幸せに感じています。
それぞれの日常の中でふと絵本を開く時に、皆さんが想像を広げ、この作品の持つそうしたぬくもりや前に進む力を感じていただけるように。小川紗良さんと共に大切に作ってゆきたいと思います。


(リアルサウンド編集部)