F1第15戦シンガポールGPの主催者は、グリッドガールに関して独自の考えがあり、週末の決勝日にはF1グリッドガール廃止の決定をなんとしても回避するつもりだ。
リバティ・メディアは「F1の価値や社会常識に適合しない」として、2018年シーズンからグリッドガールを廃止しており、代わりにグリッドキッズを導入している。
Yahoo Lifestyleによると、シンガポールではレーススポンサーのシンガポール航空とともにグリッドガールを雇い、“象徴的な客室乗務員のグリッドガール”の一団を披露する予定だという。
「我々の客室乗務員はシンガポール航空のブランドアンバサダーであり、次回のシンガポール・エアラインズ・シンガポールGPでは、重要な役割を継続することになる」とシンガポール航空は声明の中で述べている。
地元の広報専門家KinetigBuzzの創業者であるディーン・シャムズは、シンガポール航空とリバティ・メディアがグリッドガールにまつわる難しい状況の判断について、意見が異なっていることを認めた。
「リバティ・メディアは、露出度の高い服を着ているグリッドガールをある種の性差別とみなしている」とシャムズは語った。
「一方でシンガポール航空は、グリッドガールを地元の象徴だと考えている。その点で、彼女たちはシンガポールの独自性とホスピタリティからなるブランドを代弁するのにぴったりだと思うよ」