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インパルス板倉がカリスマラジオDJに、西田大輔×家城啓之の舞台12月上演

2018年09月12日 17:21  CINRA.NET

CINRA.NET

板倉俊之
舞台『ジーザス・クライスト・レディオスター』が、12月12日から東京・新宿の紀伊國屋ホールで上演される。

舞台『戦国BASARA』シリーズなどで知られ、今秋には初監督映画『ONLY SILVER FISH』の公開を控える西田大輔のオリジナル作品として2004年に初演された『ジーザス・クライスト・レディオスター』は、ラジオ局を舞台にしたシチュエーションコメディー。生放送特番のオンエア直前になっても現れないカリスマDJ・ジーザスの穴を埋めるため、ディレクター、放送作家、音響らレギュラースタッフに加え、ゲストやスポンサー企業の社長、演歌歌手を巻き込み、様々なトラブルを起こしながらオンエアを進めていくというあらすじだ。これまでに4回の再演が行なわれ、今回は家城啓之が脚色を手掛け、新作として上演。

10代を中心に絶大な支持を集めるカリスマDJ・ジーザスとその弟役に板倉俊之(インパルス)、ディレクター役に染谷俊之、放送作家役に八木将康(劇団EXILE)、新米AD役に中島早貴、演歌歌手役に大地洋輔(ダイノジ)、プロデューサー役に山崎樹範がキャスティング。さらに安川純平、宮平安春、小槙まこ、小野寺ずる、肘井美佳、辻本耕志が出演する。

12月14日、15日、17日、20日、22日にはアフタートークを実施。登壇者などの詳細は『ジーザス・クライスト・レディオスター』のオフィシャルサイトで確認しよう。チケットの1次先行抽選予約は9月22日12:00、2次先行抽選予約は10月6日12:00から受付開始。一般発売は10月13日からスタートする。

■西田大輔のコメント
この作品は、2004年に初演を迎え、その後、何度も再演されてきた作品。
当時の俳優たちに当て書いた、思い入れのある物語でしたから、もう上演することはないのだろうな、と思っていました。
その作品が、家城さんの脚色によって新しく生まれ変わります。
初めて自分の本が違う人の手によって変わる面白さ。
そして初めて作品と関わってくれる素敵な俳優たちの皆さん。
こんな機会、滅多にありません。
一つの番組を作る為に必死になって走り回る人々の話。
物語はこれだけです。
終わってほしくないような一夜の番組を、新しい力で紡ぎます。
ご期待ください。

■家城啓之のコメント
初めて脚色のオファーを受けたので驚きましたが、内容がラジオの物語だったので嬉しくてチャレンジさせてもらうことにしました。
芸人になって2年目から、ひょんなことで長編を書くようになり20年ですが、シチュエーションコメディを書くのが初めてなことに気づき自分で笑ってしまいました。
人気の作品ですし、何度読んでも西田さんが作った構成とやりとりですでに完成されていて正直少し困りました。
西田さんのこだわりや、こだわらないところを見つけながら、俯瞰に判断しつつ、ラジオを帯で毎日やってきて自分の中にある経験と想いを織り込みながら書く作業は、難しくも楽しかったです。
大好きな先輩のダイノジ大地さんと癖のある後輩インパルス板倉がいてくれることで書きやすい部分もありましたし、一緒に10代向けのラジオを4年半もやってた戦友・山崎樹範さんがいてくれるのも書きごたえありました。
ラジオの良さと面白さを舞台を通して多くの方に伝えられたらと思います。