8月15日に53歳で逝去した漫画家、エッセイストのさくらももこの追悼特別番組としてオンエアされる同作は、2015年にテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の放送25周年を記念して制作されたもので、『ちびまる子ちゃん』の劇場作品としては3作目。まる子をはじめとする3年4組の生徒たちと、ホームステイのために来日した5人の子供たちが、小学校や旅行先の大阪、京都などで繰り広げる物語を描く。同作が地上波で放送されるのは初となる。
まる子の家にホームステイするイタリア人アンドレア役の声優を中川大志が務めたほか、同じくホームステイのために来日したシン役を劇団ひとり、ネプ役をパパイヤ鈴木、ジュリア役を渡辺直美、シンニー役をローラが演じた。監督は『さくらももこ劇場 コジコジ』などの高木淳、脚本はさくらももこが自ら務めた。
映画の公開当時、さくらももこは「皆様の温かい御声援に支えられちびまる子ちゃんはアニメ25周年を迎えました。感謝の気持ちでいっぱいです。心を込めて映画の脚本を書きました。笑いあり涙あり、切なさありの25年目のちびまる子ちゃんを楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントを寄せていた。
