ピレリは2018年F1第15戦シンガーポールGPで使用する各チームのタイヤセットを発表した。
全長5.065kmのマリーナ・ベイ・市街地サーキットで開催されるシンガポールGPは、ナイトレースとして行われる。持ち込まれるタイヤはイエロー・ソフト、パープル・ウルトラソフト、ピンク・ハイパーソフトだ。
もっとも柔らかいハイパーソフトタイヤのセット数、チームごとで大きく分かれた。ハイパーソフトがもっとも少ないのがメルセデスだ。ハイパーソフト6セット、ウルトラソフト4セット、ソフト3セットと比較的バランス重視といえる選択をしている。
一方、メルセデスとタイトルを争うフェラーリは、ハイパーソフトを最多の9セット選択。セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンともにウルトラソフト3セット、ソフト1セットと、アグレッシブな選択とした。
なお、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは同じ戦略を採用。ハイパーソフト8セット、ウルトラソフト4セット、ソフト1セットをチョイスしている。