LCRホンダのチーム代表を務めるルーチョ・チェッキネロが、第13戦サンマリノGP中に行われた国際中継のインタビューで中上貴晶の2019年シーズンに関しては「発表を準備している」とコメント。発表は第16戦日本GPで行われるようだ。
LCRホンダは、第12戦イギリスGPの前にカル・クラッチローとの契約更新を発表。また、同時にホンダ・レーシング・コーポレーション(HRC)との契約も更新し、クラッチローは2020年までLCRホンダからMotoGPクラスに参戦するとともに、引き続きHRCライダーとして戦うことが発表された。
一方、チームメイトの中上に関する発表はこの時点ではされず、中上の2019年シーズンの動向が注目されていた。
中上は2018年シーズンからMotoGPクラスに昇格。唯一の日本人ライダーとして最高峰クラスを戦っている。MotoGPは19戦中13戦を終え、中上は14ポイントを獲得してランキング20位。ルーキー勢のなかでは3番手につけている。
チーム代表のチェッキネロは、9月8日の第13戦サンマリノGPフリー走行3回目のセッション中、国際中継のインタビューで来季の中上について聞かれると、中上のホームグランプリとなる日本GPで発表があるだろうと発言。10月19日からツインリンクもてぎで開催される日本GPの期間中に中上に関する発表が行われるようだ。
「正式には、ホンダと我々のスポンサーであるイデミツがともに発表を準備している。(発表について)我々は可能な限りホームグランプリの日本GPを推進している」とチェッキネロ。
「現実的には、我々は関係を続けなければならないが、最後に選ばれるライダーはホンダが発表するものだ」