「ナナナナ(nana-nana)」など国内外ブランドのデザインを手掛けるデザイナーの奥出貴ノ洋が立ち上げたブランド「ラストフレーム(LASTFRAME)」が、2018年秋冬シーズンにデビューする。これに合わせて、9月26日から10月2日までの期間、伊勢丹新宿店本館にポップアップストアをオープンする。
ラストフレームは、奥出が経験してきた世界中の様々なカルチャーを日本の伝統技術を用いて表現するラグジュアリーブランド。ブランドの代表的なアイテムとなるスカーフは、生地に奥出の故郷・石川県の歴史ある紋織物技術によるオリジナルのシルクを、プリントに横浜の伝統的なスカーフ製造技術を用い、職人による手巻き縫いで作られている。職人の数が年々減少している伝統技術の状況を打破すべく、メイドインジャパンのラグジュアリーブランドとして世界に発信していくという。
デビューコレクションのヴィジュアルでは、「ヴェトモン(VETEMENTS)」をはじめ、「マルニ(MARNI)」「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」などのランウェイモデルを務めるSuzi Leenaarsをモデルに起用した。