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ライコネンのフェラーリF1残留を望みファンが署名活動を実施。すでに7万5千人が署名

2018年09月11日 14:21  AUTOSPORT web

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2019年の去就がいまだ明らかにされないライコネン
キミ・ライコネンの熱心なファンたちは、彼が来年もフェラーリF1に残留できるよう全力でサポート活動を展開しており、オンラインの署名運動を通して要望を表明している。

 この取り組みは先週ウェブサイトのChange.orgで開始され、現在までに約7万5千人分の署名を集めている。彼らは38歳のライコネンを2019年も起用するよう、フェラーリに強く求めている。

「キミは多くの場面で(セバスチャン・)ベッテルよりもパフォーマンスが優れており、調子を取り戻していることを示している。モンツァでの彼のパフォーマンスはさらにそのことの信憑性を高めた」と署名活動の主催者であるクリスティー・ジョンは主張した。

 イタリアGPまでは、ライコネンはベッテルとともにフェラーリに残留すると予測されていた。しかしモンツァでは、もともとセルジオ・マルキオンネによって進められていたジュニアドライバーのシャルル・ルクレールとの契約責任を、フェラーリが履行せざるを得ないのではないかという噂が浮上したのだった。

 いかに署名運動が成功しているように見えようとも、フェラーリの2019年ラインアップとなると、ライコネンのファンに決定権があるとは考えにくい。

 一方でイタリアのメディアは、最終的にはライコネンにも望みがあるかもしれないと報道している。モンツァでのポールポジション獲得に見られるように、ライコネンの最近のパフォーマンスは大変素晴らしいものだからだ。

 フェラーリCEOのルイ・カミッレーリは、来季もライコネンをフェラーリに残留させ、ルクレールについては報酬をかなり引き上げた上で、ザウバーにもう1年在籍させる契約を承認したと噂されている。