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MotoGPサンマリノGPのMoto2決勝で危険行為犯したフェナティ解雇。チームが発表

2018年09月10日 21:11  AUTOSPORT web

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所属チームとの契約終了となったロマーノ・フェナティ
MotoGPのMoto2クラスに参戦するマリネッリ・スナイパーズ・チームは、第13戦サンマリノGPでの危険行為により失格となったロマーノ・フェナティとの契約を終了したことを発表した。

 フェナティはサンマリノGPの決勝レース中にステファノ・マンジと接触してコースアウト。これに激高したフェナティは、再スタートをきったマンジに並びかけるとマンジのフロントブレーキを握るという危険行為を犯した。

 この行為を受けて、フェナティはブラックフラッグが振られ失格処分に。レース後、MotoGPライダーからも非難を受けた。

 これにより、フェナティが所属するマリネッリ・スナイパーズ・チームは、フェナティの解雇を発表した。

 チームは公式サイトで以下の声明を発表している。

「マリネッリ・スナイパーズ・チームは、スポーツマンシップに反する、危険で有害な行為を行ったロマーノ・フェナティとの契約をただちに終了することを発表します」

「彼の無責任な行為は他のライダーの命を危険にさらしました。それは決して許される行為ではありません」

「この瞬間から、フェナティはマリネッリ・スナイパーズ・チームの一員ではなくなり、これ以上我々のチームからレースに出場することはありません。これまで彼をサポートしてきたチームやスポンサー、その他多くの関係者は、改めて世界中のMotoGPファンに謝罪します」

 フェナティはMoto3参戦時代にも、危険行為を犯してペナルティを受けた他、2016年に所属していたスカイ・レーシング・チーム・VR46でチーム内の規律に違反したことによりシーズン途中で出場停止となっている。