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「フェンディ」ピーカブー展が銀座で開幕、森星ら著名人によるバッグ展示

2018年09月10日 15:53  Fashionsnap.com

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安藤桃子がデザインした「ピーカブー」 Image by: FASHIONSNAP.COM
「フェンディ(FENDI)」が、アイコンバッグ「ピーカブー(PEEKABOO)」の誕生10周年を記念したイベント「フェンディ ピーカブー~世代を超えて受け継がれるアイコン~」展をGINZA SIX6階の蔦屋書店でスタートする。9月11日の開幕に先駆けて10日、関係者向けに内部を公開。モデルの森星や映画監督の安藤桃子、シンガーのゆう姫(Young Juvenile Youth)らによってデザインされたピーカブーが披露された。会期は9月24日まで。


 アドーレ&エドアルド夫妻によって創業されたフェンディは、"女系ラグジュアリーメゾン"としての一面を持つことで知られている。創業後は妻のアドーレ・フェンディが経営を担い、その後夫妻の5人の娘、そして孫娘のシルヴィアが現クリエイティブ・ディレクターを務めるなど一家の女性によって成長が支えられてきた。
 今年春からスタートしたフィルムプロジェクト「#MeAndMyPeekaboo」では、メゾンの歴史を背景に、アイコニックな血縁関係を持つ女性たちにフォーカス。キム・カーダシアン&ノース・ウェスト、クリス・ジェンナー親子3世代をはじめ、アーティストのジェシカ&クリスタル姉妹、ユアン・マクレガーを父に持つクララ&エスター姉妹ら著名な一家出身の女性たちが参加している。
 「#MeAndMyPeekaboo」の一貫として開催される「フェンディ ピーカブー~世代を超えて受け継がれるアイコン~」展では、エッセイストの安藤和津を母に持つ映画監督の安藤桃子、デザイナーの森英恵を祖母に持ち姉妹でモデルとして活躍する森星、松田優作と松田美由紀を両親に持つシンガーのゆう姫(Young Juvenile Youth)を起用。3人によって自由にデザインされたピーカブーは、会場中央に設置されたガラスケース内に展示される。

 安藤は、自身が在住する高知県からインスパイアを得てデザイン。プレキシガラスに和紙を挟み、ハンドル部分には安藤が高知県の山で拾ったという鹿のツノがあしらわれた。ゴールドに輝く「F」チャームには、「Key for the future」という手書きメッセージをデザインしている。

 森星は、ブラックのクロコレザーのピーカブーに、祖母の森英恵が好きな花だという桜をビーズと刺繍で再現。ハンドル部分には天然石が使用されている。ゆう姫(Young Juvenile Youth)が手掛けたピーカブーは、「母と子」をテーマに自身が描いたイラストが刺繍で施された。3人によるピーカブーは9月11日から24日までの期間、公式サイトで行われるオークションで販売。収益は全額、3人がそれぞれ支持している団体に寄付される。

 会場ではこのほか、歌手のアデル(Adele)やモデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)、アンジェラベイビー(Angelababy)らが過去にピーカブープロジェクトで製作した作品6点を展示。デバイス上でカラーやパターンを選び、自分だけの「ピーカブー」をバーチャルでデザインできる体験も用意する。期間中は、折り紙アーティストのフチモト・ムネジを招いたワークショップが行われ、フェンディのLINE公式アカウントを登録することで「マイクロ ピーカブー」を作るペーパークラフトが体験できる。
■フェンディ ピーカブー~世代を超えて受け継がれるアイコン~」展会期:2018年9月11日(火)~9月24日(月・祝)時間:10:30~20:30会場:銀座 蔦屋書店内 GINZA ATRIUM住所:東京都中央区銀座6丁目10-1問い合わせ先:フェンディ ジャパン 03-3514-6187公式サイト