全日本F3選手権第14戦は9月9日、岡山国際サーキットで18周の決勝レースが行われ、スタート時、フィニッシュ時にセーフティカーが導入されるヘビーウエットのなか、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が逃げ切り今季11勝目を飾った。
朝から強い雨が降る岡山国際サーキットで迎えた全日本F3選手権第14戦の決勝。なお、スーパーフォーミュラ第6戦とともにタイムスケジュールが変更されており、全日本F3の第14戦は当初予定の25周から、18周にレース距離が変更されている。
ヘビーウエットのなかでのスタートのため、セーフティカースタートが選択されることになったが、4周目にSCがピットへ。坪井を先頭に笹原右京(THREEBOND)、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)と続く展開となる。
ただ、コース上の水量が非常に多く、大きな水煙が上がることから、なかなかバトルには至らない。そのままレースは終盤に至るが、16周目にはコース上の水量が多く、セーフティカーがふたたびコースイン。そのままチェッカーを迎えた。
優勝は坪井で、今季11勝目を6連勝で飾った。2位は笹原、3位は宮田という結果に。阪口晴南(TODA FIGHTEX)、大湯都史樹(TODA FIGHTEX)、根本悠生(Albirex-RT)とグリッドどおりのトップ6となっている。