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【タイム結果】スーパーフォーミュラ第6戦岡山:日曜フリー走行。荒天のため決勝日のスケジュールに変更あり

2018年09月09日 09:41  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ第6戦岡山の予選でPPを獲得した関口雄飛。日曜朝のフリー走行でもトップタイムをマークした
9月9日、岡山国際サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦岡山の日曜フリー走行が行われ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトップタイムをマークした。

 午前9時から始まった日曜フリー走行は前日に続くウエットコンディションでの開催となった。気温は25度ながら、路面温度は23度。前日の予選時の路面温度26度よりも低い状態でのスタートとなった。

 走りはじめから各車多くの水しぶき、水煙を上げながら走行。そしてセッション開始5分を過ぎたころには、塚越広大(REAL RACING)が第2コーナー先のモスSでクラッシュし、前後のウイングを破損してストップ。リプレー映像がなかったため詳細は分からないが、モスSはコース上に川が流れることで知られており、塚越はハイドロが起きてコントロールを失い、ダートに残る走行跡から回転した状態でクラッシュバリアに衝突したものと推測される。

 塚越はマシンを降りて、身体に大きな怪我はなさそう。ただ、マシンは前後ウイングに加えサスペンションにもダメージが大きいようで、決勝に向けての修復が懸念される。

 このクラッシュによってセッションは赤旗となり、約11分にわたって中断。9時16分からセッションは再開された。

 その後も関口雄飛がWヘアピンの進入で飛び出すなど、各車、マシンのコントロールに苦労する様子がみられ、セッション終盤はさらに雨量が増したようでタイムアップするマシンはなく、セッション終了5分前にはポイントリーダーのニック・キャシディ(KONDO RACING)や、山本尚貴(TEAM MUGEN)がピットに戻り、マシンを降りる姿が見られた。

 最終的に前日の予選でポールポジションを獲得した関口がトップタイムとなり、日曜午前のフリー走行は終了。この後は荒天のため、スケジュールに変更があり、スーパーフォーミュラの決勝は10分早まり13:55にスタート予定で、周回数も当初の68周から54周に短縮されて行われることが主催者、JRP(日本レースプロモーション)から発表された。
(※その後、2度のディレイが発表されて14:55分のスタート予定に変更)

 決勝もウエットコンディションの中での開催になることは確実で、雨量と天候次第ではさらなるスケジュールの変更の可能性もありそうだ。

スーパーフォーミュラ第6戦岡山 日曜フリー走行順位結果(編集部計)
天候:雨/曇 路面:ウエット

Pos.No.DriverTeamEngineTime119関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1'30.14122国本雄資JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1'30.35937T.ディルマンUOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1'30.371418小林可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA1'30.50355野尻智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1'31.037664N.カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACINGHonda1'31.133720平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1'31.22981石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1'31.305950千代勝正B-Max Racing teamHonda1'31.821103N.キャシディKONDO RACINGTOYOTA1'31.869116松下信治DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda1'32.0751236中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1'32.371134山下健太KONDO RACINGTOYOTA1'32.5411415福住仁嶺TEAM MUGENHonda1'32.674158大嶋和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1'32.8241637J.ロシターVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1'32.9671765伊沢拓也TCS NAKAJIMA RACINGHonda1'33.1331817塚越広大REAL RACINGHonda1'34.8241916山本尚貴TEAM MUGENHonda1'35.414