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横山裕、『絶対零度』クランクアップ 「本当にいろんなことを吸収できる現場でした」

2018年09月09日 07:42  リアルサウンド

リアルサウンド

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 9月10日に最終回が放送されるドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)で、山内徹役を務める横山裕がクランクアップを迎えた。


参考:月9『絶対零度』“ミハンシステム”は実在する? 世界的なAI捜査の実態を専門家に聞いてみた


 シーズン1ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2では“潜入捜査”をテーマに、新米女性刑事・桜木泉(上戸彩)の活躍と成長を描いてきた『絶対零度』シリーズ。現在放送中のシーズン3では、新たに元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村一樹)を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する”ことをテーマにした物語が描かれている。


 フジテレビの湾岸スタジオで最後のシーンを撮り終え、「横山裕さんオールアップです!」の声があがると、スタッフに囲まれた横山は監督から花束を受け取った。


 当日は、横山とアクション監督とのやりとりも繰り広げられた。アクション監督は、スタッフやキャスト陣の中でも、いいカットを撮るためにとても粘る監督として有名で、撮影中に「いい感じ!」というわりには、「もう1回やりましょう!」と、何度もテイクを重ねることが現場でのお決まりのネタに。クラックアップを迎えた横山は、「監督! “もう1回券”は使い切りましたか!?」と尋ね、監督が「使い切りました!!」と答えると、スタジオは爆笑に包まれた。最後には、沢村、本田翼、上戸と4人で写真撮影。沢村が撮った横山の卒業を惜しむ泣きのポーズを本田と上戸もマネをし、キャスト間の仲の良さが垣間見えた。


 第9話の終盤では、井沢が、誘拐ビジネスを手がける犯行グループに拉致された山内の救出に向かうと、ベトナムで死んだはずの桜木の姿が。桜木は、すでに犯人たちを拘束していたが、井沢に銃を向け「あなたは、ミハンに組み込まれた人間?」と憎しみの眼差し告げていた。第10話で山内は、桜木について調べるため、井沢とベトナムへ。他にも小田切唯と息の合ったアクションを演じるなど、ミハンチームの優等生として奮闘する。


■横山裕 コメント
みなさん3カ月間本当にありがとうございました。今は、終わるという安堵感と、終わってしまうという寂しさが入り交じって、なんだか変な感情ですけど、スタッフみなさんのチーム感に助けられ、また沢村さんの“座長力”に尊敬することもいっぱいありました。この番組で学んだことは、“いい感じ”は、本当は“いい感じじゃない”という、アクション監督の方の言葉を僕は一生忘れないです(笑)。本当に楽しかったし、本当にいろんなことを吸収できる現場でした。あとはみなさんと打ち上げを楽しみたいと思います。みなさん本当にありがとうございました。


(リアルサウンド編集部)