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タイの「地獄」の刑務所をムエタイで生き抜く 実話映画『暁に祈れ』

2018年09月07日 20:11  CINRA.NET

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『暁に祈れ』 ©2017 - Meridian Entertainment - Senorita Films SAS
映画『暁に祈れ』が12月8日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国で順次公開される。

同作は汚職や殺人が蔓延するタイの刑務所に服役し、ムエタイでのし上がっていったイギリス人ボクサーであるビリー・ムーアの自伝小説を映画化したもの。タイで自堕落な生活を過ごすうちに麻薬中毒者となり、タイで最も悪名高い「地獄」のような刑務所に収容されたビリー・ムーアを、所内に設立されたムエタイクラブとの出会いが変えていくというあらすじだ。原題は『A Prayer Before Dawn』。

ビリー・ムーア役は『グリーンルーム』『きみへの距離、1万キロ』などのジョー・コール。ジョー・コールはボクサー役を演じるために何か月も肉体改造に励み、30日間の撮影に挑んだという。共演者にはヴィタヤ・パンスリンガム、ポンチャノック・マブラン、タイの「伝説的な」ボクサーであるソムラック・カムシンが名を連ねるほか、タイ人の元囚人たちが役者として出演している。メガホンを取ったのは『ジョニー・マッド・ドッグ』のジャン=ステファーヌ・ソヴェール。