9月7日、アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは、今季MotoGPクラスに参戦しているブラッドリー・スミスを、2019年シーズンにアプリリアのテストライダーに起用することを発表した。
スミスは2004年、13歳の時にアプリリア・スーパーティーン選手権でランキング4位を獲得。2005年はスペイン国内で行われたロードレース選手権の125ccクラスに参戦し1ポイントの差で2位を獲得した。
2006年は125ccクラスでグランプリデビューを果たし、2008年から2010年までアプリリアのマシンを駆り、2009年はランキング2位を獲得した経験を持っている。2011年はMoto2クラスにステップアップし、2012年までテック3から参戦。2013年から最高峰のMotoGPクラスに昇格を決めた。
MotoGPクラスではヤマハのサテライトで4年間過ごし、2015年には鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦し優勝した。
2017年からはKTMに移籍。今季もKTMのマシンを駆るが、ヨハン・ザルコが2019年からKTMに移籍することが発表され来季の去就に注目が集まっていた。
7日、イタリアのメーカーであるアプリリアは、ホームレースとなる第13戦サンマリノGPでスミスをテストライダーに起用すると発表。来季はMotoGPマシンのアプリリアRS-GPを開発し、数戦ワイルドカードで参戦することも発表された。