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世武裕子の新AL『Raw Scaramanga』10月発売 「或る表現者の記録音源」

2018年09月07日 16:51  CINRA.NET

CINRA.NET

世武裕子
世武裕子のニューアルバム『Raw Scaramanga』が10月24日にリリースされる。

今年デビュー10周年を迎える世武裕子。新作のリリースは、2016年に「sébuhiroko」名義で発表したアルバム『L/GB』以来となり、「世武裕子」としては2012年に発売した3rdアルバム『アデュー世界戦争』以来、約6年ぶりとなる。『Raw Scaramanga』には全10曲を収録予定で、同作のリリースを機に活動名を「世武裕子」に統一するという。

世武はアルバムについて「Raw Scaramangaという、或る表現者の記録音源を作りました。世武裕子の活動は10周年を迎えましたが、私に相応しいのはベストアルバムの発売でもなければ、周年のお祝いイベントでもない。常に、自分自身を塗り替えてゆくこと。想像を超えるものが吐き出されること。それを、挑戦的な眼差しで、愛おしさを持って自分に課すこと。それこそが私の生き方であり、探求を続けていくことそのものが、リスナーの皆さんへの感謝にもなっていて欲しい」とコメントを寄せている。

発表とあわせて、「Raw Scaramanga」のInstagramアカウントと世武のアーティスト写真が公開。アーティスト写真のディレクションは田中裕介(CAVIAR)、撮影は半沢健が担当した。

なお、世武が音楽を手掛けた映画『日日是好日』が10月13日、『生きてるだけで、愛。』が11月9日から公開される。

■世武裕子のコメント
Raw Scaramangaという、或る表現者の記録音源を作りました。
世武裕子の活動は10周年を迎えましたが、私に相応しいのはベストアルバムの発売でもなければ、周年のお祝いイベントでもない。
常に、自分自身を塗り替えてゆくこと。想像を超えるものが吐き出されること。
それを、挑戦的な眼差しで、愛おしさを持って自分に課すこと。
それこそが私の生き方であり、探求を続けていくことそのものが、リスナーの皆さんへの感謝にもなっていて欲しい。
音楽というのは、愛、生、性、思考、孤独、死、要するに私という人間の全てである、という確認作業を、きっと10年かけてやってきたんだと思います。
なんだったら、31年かけてやってきたのかな、とも思います。
歳を重ねる度に、音楽と自分の中の発見や喜びに、胸がいっぱいになります。
これからは、もっとライヴをたくさんやろうと思っています。
どうぞ、これからも宜しくお願い致します。
世武裕子