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ティッシの新生バーバリー、売れ残り商品の焼却処分を廃止

2018年09月07日 16:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

BURBERRYの公式サイトより
「バーバリー(BURBERRY)」が9月6日、売れ残り商品の焼却処分を即日中止することを発表した。

 同社は売れ残り商品のリサイクルをはじめ、Elvis & Kresseとのパートナシップによりレザーの裁ち屑を用いた新商品の製作、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートと提携した持続可能な素材の開発などサステナビリティに関する様々な活動を行っている。今回の発表はバーバリーが2017年に設定した5ヵ年計画一環で、今後もこの取り組みを拡大していくという。
 また、ブランド全ての製品においてリアルファーの使用を廃止することを表明。今月開催されるロンドンファッションウィークで発表するリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)のデビューコレクションを皮切りに、これまでも使用を制限していたウサギ、キツネ、ミンク、ラクーンに加え、アンゴラの使用も廃止する。バーバリーCEOのマルコ・ゴッベッティ(Marco Gobbetti)氏は、「現代のラグジュアリーとは、社会的にも環境的にも責任を負うことを意味します。この考え方はバーバリーの核心であり、ブランドを長期的な成功へ導いたカギでもあります。バーバリーは、全ての部品において同ポリシーを反映させます」とコメントしている。