GLOBAL MX-5 CUP Rd9&Rd10 Report
[2018.09.04]
<「GLOBAL MX-5 CUP」米国シリーズ第9戦・第10戦レポート>
ポートランドの第9戦で、今季初の表彰台へ!
「GLOBAL MX-5 CUP」米国シリーズ第9戦・第10戦が、9月1日~2日、オレゴン州のポートランド・インターナショナル・レースウェイで「インディカーシリーズ」の併催イベントとして開催、10年ぶりにアメリカンモータースポーツに再挑戦しているレーサー鹿島(コープランド・モータースポーツ)は、第9戦で“最も順位を上げたドライバーへ贈られる”「ハードチャージャー・アウォード」を受賞しました。
予選では、チームメイトと共にトランスポンダー(タイム計測装置)に不具合が発生、タイムが計測されないトラブルのため最後列の25番手グリッドと低迷。予選後のチェックで電源供給ケーブルの断線によるものと判明、パーツを交換して決勝を迎えることとなりました。
第9戦(45分間)は、オープニングラップのターン1で中段グループによる多重クラッシュが発生、レーサー鹿島は、コントロール不能となって目前に飛び出してきたクラッシュ車両を回避しながら、一気に11番手へジャンプアップ。残り32分でリスタート、今度はトップ集団で2台の接触があり再びフルコースイエローに。2回目のリスタートの後はクリーンなレースが展開、レーサー鹿島は終盤に11位との間隔を詰めましたが、最終ラップでバックマーカーに阻まれて12位でフィニッシュ、13ポジションアップで「ハードチャージャー・アウォード」を受賞、今季初表彰台に上りました。
第10戦(45分間)は、第9戦でペナルティを受けた車両等があり20番手からスタートし、直後に17番手までジャンプアップ。その後は、一度もフルコースイエローが出ないフェアなレースの中で16位争いを展開、終盤、4速ギアに入りにくくなりストレート速度が伸びず、2台の先行を許し18位でチェッカーフラッグを受けました。
「スタート直後に5~6台が横一列に並んでターン1に飛び込んでいくような激しいバトルは、2001年にアメリカ初挑戦となったデイトナでの2,200ccフォーミュラの全米大会を彷彿とさせます。10年ぶりの再挑戦で、感覚的なところで少し躊躇している感はありますが、前ラウンドから少しづつ調子が上がってきている実感もあります。次回は早くも最終ラウンド、今季最高のパフォーマンスを目指して頑張ります!」と、レース後のレーサー鹿島のコメントです。
「GLOBAL MX-5 CUP」米国シリーズの最終ラウンド、第11戦・第12戦は、NY郊外のモンティシィエロで9月28~29日に開催されます。引き続き応援をお願いします!
「GLOBAL MX-5 CUP」米国シリーズ@ポートランド
*第9戦 :12位/「ハードチャージャー賞」(13ポジションアップ)
*第10戦:18位