MotoGP第13戦サンマリノGPを前に、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソが意気込みを語った。
■アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGPクラスランキング4位)
チェコGPで今季2勝目を記録、オーストリアGPでも3位に入賞し、ランキング4位まで挽回したドヴィツィオーゾ。ホームレースとなるミサノでは昨年初表彰台となる3位に入賞。今年はミサノ初優勝をめざす。
ミサノ、アラゴンとテストを行い調整を進め、ドゥカティにとってもホームレースとなるミサノに臨む。
「シルバーストンでは競争力があったのでレースができなかったことは残念だし、マルケスとのポイント差を縮めるチャンスを逃した」
「いずれにしてもここ数週間でのテストはうまく行き、ミサノとアラゴンの両方のコースで競争力があることが確認できたので、ミサノのレースはエキサイティング」
「今週末に向けて自信があるよ。サンマリノGPは僕たちにとって重要なレース。昨年は3位表彰台に立ったが、今年はさらに上をめざすよ」
■ホルヘ・ロレンソ(MotoGPクラスランキング3位)
オーストリアGPでシーズン3勝目を記録してランキング3位に浮上したロレンソ。ミサノではヤマハ時代の2011年、2012年、2013年と3連勝を達成した経験を持つ。2014年以降は3年連続でポールポジションを獲得。2014年に2位、2016年に3位に入賞。
ドゥカティ1年目の昨年は、レース序盤、トップを独走するも転倒リタイアに終わった。8月にはプライべートテストも実施しており、ドゥカティのホームレースでもあることから、久しぶりのミサノでの勝利の期待が高い。
「シルバーストンで起こったことは本当に残念だったけど、最終的には正しい決定だと思う。イギリスGPでレースができなかった後、僕らはサンマリノGPが待ちきれないし、シーズンの最後までいい結果を得るために戦えることを証明したい」
「ミサノは大好きなコースで、8月19日に行なったテストはポジティブだった。戦闘力のある状態でプラクティスに臨むことができるだろう。先週のアラゴンテストでもいい結果が得られ、マシンのいい状態をキープできた。ミサノでは多くのライダーが速いので、ハードな戦いとなる。エキサイティングな週末となることを期待しているよ」