MotoGP第13戦サンマリノGPを前に、モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスが意気込みを語った。
■バレンティーノ・ロッシ(MotoGPクラスランキング2位)
マルケスと59ポイント差のランキング2位につけるロッシ。今シーズンはまだ未勝利で、チェコGP、オーストリアGPと表彰台を逃している。
ミサノはロッシにとってホームレース。昨年は直前のトレーニング中のケガで欠場したため、今レースにかける意気込みは強い。ミサノでは2008年、2009年、2014年と通算3勝をマーク、通算6回表彰台に立っている。
「ホームレースはいつも特別だ。サーキットには多くの友人やファンがいる。みんなにとっていい週末になるように全力をつくすよ」
「ミサノでは数週前にテストを行った。イギリスGPは決勝キャンセルとなったが、そこから作業を始めなければならない。週末をベストな形でスタートし、表彰台を獲得するために最高のレースのために最大限努力する」
「ウイーク中、天気がいいことを願っているし、そうなればみんなにとって楽しい週末となるだろう」
■マーベリック・ビニャーレス(MotoGPクラスランキング5位)
チェコGPで今季初のノーポイントレースを喫し、オーストリアGPでも12位とワーストリザルト、ドゥカティのふたりに先行を許し、ランキング5位に後退してしまったビニャーレス。
ミサノではMoto3時代の2013年に2位に入賞した経験を持つが、MotoGPクラスでは、2015年に14位、2016年に5位、2017年に4位と表彰台経験はない。
「残念ながらシルバーストンでは悪天候でレースができなかった。マシンのフィーリングがよかっただけに残念だった。アラゴンのテストではライディングスタイルに最適なセットアップを見つけることに取り組み、いいテストができた後、ミサノのレースに臨む」
「正しい方向に進んでいると感じるので、モチベーションは高いよ。昨年のシーズン序盤のようなフィーリングをM1に感じている。このことは僕に落ち着いた感覚を与え、各レースでポイントを獲得し続けることに集中できる」
「数週間前のミサノテストでもいいパフォーマンスができているので、とてもポジティブだ。マシンのセットアップに関して多くの改善ができたので、ヤマハの勝利のために100%プッシュしたい」