レアーレ・アビンティア・レーシングは9月5日、カレル・アブラハムと2019年から2年間の契約に関して合意したことを発表した。
アブラハムは2011年に最高峰のMotoGPクラスに昇格し、2015年まで父であるカレル・アブラハム・シニアがチーム代表を務めたAB・モトレーシングで参戦した。
同チームでドゥカティを2年、ART(アプリリア)を1年、ホンダを2年とマシンを乗り換え5年間参戦したが、2015年は怪我での欠場が続きポイントを得ることもできなかった。
2016年はスーパーバイク世界選手権(SBK)に戦いの場を移し、ミルウォーキーBMWから参戦しランキング18位でシーズンを終えた。
2017年はプルアンドベア・アスパー・チームからMotoGPに復帰し、チーム名が変更されたアンヘル・ニエト・チームで今季も継続参戦。2年落ちのドゥカティ デスモセディチを走らせている。
5日、2019年からはレアーレ・アビンティア・レーシングと2年間契約を締結し、1年型落ちのドゥカティ デスモセディチGP18が供給されることが発表された。
移籍が決まったアブラハムは「来年MotoGPで参戦を続けることはとても嬉しく、この機会にレアーレ・アビンティア・レーシングに感謝したい」とコメント。
「競争力のあるマシンを手に入れるために、契約内容を確定させることがとても重要だった。だからシルバーストンでサインした。ドゥカティのファクトリーに所属するルイジ・ダリーニャとパオロ・チャバッティによる助けのおかげでもあった」
「重要なのは最新仕様のドゥカティ デスモセディチGP18が供給され、今シーズンから見て良い結果を残すことができることだ」
「そのおかげで本当に良い結果を出すことができると信じ、僕は既に来シーズンについてとても興奮している」