シンガポールのスタートアップが、いつでも、どこでも座れるウェアラブルな外骨格椅子「LEX」を発表した。
腰の後ろに“待機”させておいて必要になったら一瞬で椅子にでき、座り姿勢が正しくなるように設計されているのが売りだ。・120キロまで支える!職場であちこち動きながら立ったり座ったりすることが多い、という人にはうってつけかもしれない。LEXは、腰と両腿にバンドで固定するウェアラブル椅子。装着したまま歩け、必要に応じて瞬時に椅子にできる。
椅子として使いたいときは、支柱をスライドさせるだけ。飛行機などにも使われているグレードの軽量アルミニウム製で、体重120キロまでを支える。
しまうのも支柱を上にスライドさせるだけ。短縮状態の支柱が膝裏の上までぶら下がっていることになるが、開発元によると歩いたりするのに邪魔にはならないとのこと。
ちなみにLEXの重さは約1キロなので、長時間の装着もさほど負担ではなさそうだ。・上半身まっすぐにもう一つ、LEXの特徴はエルゴノミックなデザインであること。椅子の足や座る面の角度が、上半身がまっすぐ伸びるよう設計されているのだという。
デスクワークなどが多い人にとって、正しい座り姿勢を自然と維持できるのは魅力だ。
LEXは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。今なら出資額は256シンガポールドル(約2万1000円)~となっている。
10月4日まで出資を受け付け、調達に成功すれば今年12月にも発送が始まる見込みだ。
LEX/Kickstarter