フェラーリがキミ・ライコネンを2019年に残留させるかどうかの決断を下したといわれている。イタリアメディアは、ライコネンが離脱し、シャルル・ルクレールがセバスチャン・ベッテルのチームメイトを務めることが決まったと伝えた。
2018年、フェラーリのパフォーマンス向上に伴い、ライコネンは速さを見せ、F1イタリアGPではポールポジションを獲得。現在ドライバーズランキング3位に位置している。
しかしイタリアのCorriere dello Sportによると、フェラーリの新会長ジョン・エルカンが、ライコネンとの契約を延長しない旨、本人に伝えたという。
Sky Italiaは、今週木曜にフェラーリは本社で会合を行い、ルクレールとの契約の詳細を確定し、その後、ドライバー契約についての発表を行う見込みであると報じた。
今年7月に亡くなったフェラーリの会長およびCEOのセルジオ・マルキオンネは、体調不良により職を離れる前に、2019年のドライバーとしてルクレールとの契約を結んでいたと言われる。
フェラーリジュニアドライバーのルクレールは、2018年、ザウバーからF1デビューを果たし、初シーズンから見事なパフォーマンスを発揮している。
現在38歳のライコネンは、もし今年でフェラーリを離脱するなら、F1キャリアに終止符を打つ可能性が高い。すでにメルセデスとレッドブルは来季ラインアップを決定しており、チャンピオン経験者のライコネンが中団チームでF1活動を続けるとは考えにくいからだ。