トップへ

VRを体感できる! 椅子デザインのモーションシミュレーター「Feel Three」

2018年09月05日 18:32  Techable

Techable

写真
カーレースや宇宙探検などをバーチャルの世界でよりリアルに楽しみたいというVRファン向けに、最強のマシーンが登場した。

英国のスタートアップが開発した「Feel Three」。お椀のような形状の椅子で、VRゲームに連動して椅子そのものが回転したり傾いたりするというもの。かなりの投入感を味わえそうだ。・回転したり傾いたりVRヘッドセットを装着すると、それなりの臨場感を体験できる。視覚的に訴えるだけでなく、最近はユーザーの体の向きや動きなどをとらえて、それらも反映されるようになっているのでリアル感は増している。

ただ、そうした感覚はバーチャルの域を出ないが、Feel Threeの場合、下部に内蔵されたモーターで実際に椅子そのものが回転したり傾いたりする。ゲームの世界を“体感”できるわけだ。・コックピットのよう開発元が公開している使用の様子を紹介するビデオをみると、Feel Threeにどっかりと座ってコントローラーを手に操作する様子は、コックピットを連想させる。

90度回転にも対応し、ヘアピン回転の体感も可能とのこと。さすがに、シートベルトのようなものを装着しての使用となるようだ。

大人が座れるように設計されているので、Feel Threeはそれなりの大きさ。家に置くにはスペースが必要だ。狭めのマンションだと厳しそうだが、それでもVRゲームファンには熱く訴えるものがありそう。

Feel Threeは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中で、出資額は1999英ポンド(約29万円)~。9月27日まで出資を受け付けたのち、来年5月にも発送が始まる見込みだ。

Feel Three/Kickstarter